朝のニュースブリーフィング(2026年3月19日)
主要ニュース
イスラエルがイランの天然ガス施設空爆、米と連携との報道 原油急騰
ソース: Reuters
イラン南部ブシェール州サウスパースにある石油関連施設が3月18日に攻撃を受けた。イスラエルが米国と連携して行ったとの報道もあり、原油価格は5%急騰した。イラン革命防衛隊(IRGC)は複数のエネルギー施設への報復攻撃を警告している。
イスラエル、イラン情報相を排除 国防相「高官標的に許可不要」
ソース: Reuters
イスラエルのカッツ国防相は、イランのハティブ情報相が前夜の空爆で「排除された」と発表した。国防相は「高官を標的とする際に許可は不要」と述べ、対イラン作戦の継続姿勢を示した。イランの新指導者は「犯罪者は代償を支払う」と報復を宣言した。
FRB、2会合連続据え置き パウエル議長「中東情勢の不確実性」指摘
ソース: Reuters
米連邦準備理事会(FRB)は17〜18日のFOMCでFF金利誘導目標を3.50〜3.75%に据え置いた。年内の利下げ回数は1回にとどまるとの見通しを示し、インフレ率の上昇も予測された。パウエル議長は米・イスラエルによるイラン攻撃の影響を見極める中、「異例の高い不確実性」があると述べた。
パウエル氏、後任承認までFRB議長代行へ 捜査が解決するまで辞任せず
ソース: Reuters
パウエルFRB議長は、5月の任期満了時に後任が承認されなければ理事としてFRBにとどまり、議長代行を務める考えを示した。捜査が続いている問題についても辞任しない意向を明らかにし、FRBの政策継続性が焦点となっている。
原油先物5%上昇、IRGCが複数のエネルギー施設攻撃を警告
ソース: Reuters
イラン革命防衛隊(IRGC)がイスラエルによる攻撃への報復として複数のエネルギー施設への攻撃を警告したことで、原油先物が約5%急騰した。コラムではイランの「原油200ドル」警告が現実味を帯びるとの見方も示された。
NATO、ホルムズ海峡再開を協議 ルッテ事務総長「貿易正常化で一致」
ソース: Reuters
NATOのルッテ事務総長は18日、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の再開に向けて加盟国が協力して対応策を協議していると述べた。中東情勢の緊迫化を受け、国際的な貿易路の安全確保が急務となっている。
中国、27年までの台湾侵攻計画せず 米情報機関が分析
ソース: Reuters
米国家情報長官室が公表した「世界の脅威」年次報告書によると、中国は2027年までの台湾への武力侵攻を計画しておらず、武力を使わずに台湾支配を実現したい意向があるという分析が示された。
カナダ中銀、金利据え置き 原油高受けたインフレ圧力に利上げの用意
ソース: Reuters
カナダ銀行は18日の会合で主要政策金利を2.25%に据え置いた。マックレム総裁は中東情勢による原油高がインフレに波及する場合には利上げを行う用意があると述べ、エネルギー価格動向を注視する姿勢を示した。
トランプ氏訪中、中国が延期で合意 早期に再調整=ホワイトハウス
ソース: Reuters
ホワイトハウスのレビット報道官は18日、中国がトランプ大統領の訪問日程を延期することで合意したと発表した。日程は早期に再調整される予定とし、米中関係の動向が引き続き注目される。
IAEA、イラン中部の新ウラン濃縮施設の状況把握せず=事務局長
ソース: Reuters
国際原子力機関(IAEA)の事務局長は、イラン中部に新たに建設されたとされるウラン濃縮施設の状況を把握していないと述べた。イスラエルによる攻撃とイランの核開発をめぐる懸念が同時進行している。
今日の注目ポイント
- 中東情勢の急速な悪化: イスラエルがイランの石油施設・情報相を攻撃し、IRGCが報復を警告。原油価格が5%急騰し、ホルムズ海峡の安全確保がNATOの緊急課題に浮上した。
- FRB金融政策と不確実性: FOMCは2会合連続で金利を据え置き、中東情勢の影響を理由に「異例の高い不確実性」を認めた。年内利下げは1回のみとの見通しで、市場の期待を下回った。
- 原油価格リスクの高まり: 中東の地政学的リスクにより、複数の主要中央銀行(FRB・カナダ中銀)がエネルギー価格高騰のインフレへの波及を警戒している。
- 米中関係とトランプ訪中延期: トランプ大統領の訪中が延期となり、米中貿易摩擦や外交関係の行方に不透明感が増している。
- 台湾情勢と米国の情報分析: 米情報機関が「中国は2027年まで台湾侵攻を計画していない」と分析。緊張緩和の材料となる一方、長期的なリスクへの警戒は続く。